IN BLOSSOM+HORIKI-ROZEN presents
SIX SENSESにご参加の皆様ありがとうございます。
本日皆様へ参加ハガキを送付させて頂きました。
当日お会いできるのを楽しみにしております。
今回のイベントに至った経緯、意味合い。
伝わるのではないかと、あまり多くを語らずにきたけれど。
打ち合わせをしていく中で、「先生ー、説明がないと伝わりません!」と。
「えー、あった方がいいです!」って。
そんな訳ですこしお話してみようかと思います。
今回のイベントに参加頂く方には、是非事前にご一読いただけますと幸いです。
伝わる方にしか伝わらないかもしれませんし、
きょとんな方もいらっしゃるかも。
ご覧になって下さる方にはお花の仕事をなさっている方も多くいらっしゃるようなので、伝わるかな?
お時間あればよろしければお付き合いください。
***************************************************************
皆さんが手にするお花の先。
お店の先の市場の先、想像したことありますか??
お花を飾るときに作っている人がいるってことや、
可愛い・好きの先を考えることありますか?
オリジナルローズってなんだかわかりますか?
私が初めてそれを知ったのは、まだお花を習っていたころ。
全くの素人時代。
訪れた先は、バラ好きさんではきっと知らない人はいないとあるバラ園さん。
初めての産地見学でした。
ド素人でしたし品種名とかいわれてもきょとんながらにメモる程度だったし、
先生の後をひょこひょことついて歩いて。
私の中に残ったのは「育てている方の存在」
そして「オリジナルの存在」。
大先輩でとても遠い存在に見えた生産者さん方。
あれから16年、仕入をすることにより、生産者さんごとのお花の特徴や、
同じ品種でも出来上がるものがちがってきたり、ということが分かるようになりました。
そして、自分と同世代の生産者さんである堀木さんの圃場を訪れる機会に恵まれました。
そこで咲き誇るのは、”レッスンで用意していただく花”でなく、”自分が仕事で使わせて頂いているバラ”。
ド素人だった私が、アシスタントの子を連れて。
何だかとても不思議な気分でした。
きっかけは何でもよくて。
今回のイベントでは初心者の方やお花に詳しくない方もいらっしゃるので、
色々な楽しいスパイスを足しています。
諸先輩方に私が知らぬ間に種を植えられたように、
そんな種が皆さんの中に残って、より深く花を楽しんでいただけたら。
簡単に言うとそういうことです。
何故「堀木さんのバラなの?」と思われる方もいらっしゃるかも?
可愛いだけじゃない堀木さんのバラの魅力については、イベントで感じて頂くこととしますが、至った経緯として一番分かりやすいのは「音楽の仕事」です。
装花を担当する番組に出演する数々のミュージシャンの方への装花や、音楽番組の装花を担当したりするうちに、
「オリジナルローズ」好きの私×「音楽の仕事」=音楽の曲名のついた堀木さんのオリジナルローズ という単純に分かりやすい公式ができあがりました。
この辺については、当日ご本人にもお話してもらうのであまり多くは書きません。
(※堀木園芸さんはオリジナルローズ以外にも希少品種等をそだてていらっしゃいますし、
イベントではそちらにも会えると思います。)
会社勤めをしながら趣味から始まった花仕事。
ライフワークが仕事となり。
今回のような大きなイベント(私にとって)をまさか自分が企画することになるとは、と未だに思っています。
ですが、フローリストとして光栄なことであり、やるからには、
最大限を尽くして携わる全ての方にとって忘れられない1日にしたいと思っています。
大まじめです。
いやでも、単純にきれいなバラで五感プラスを満たして、
楽しんで頂きたいと思っています。
イベントにご参加ご協力くださる皆様、ありがとうございます。
お会いできるのを楽しみにしております。
IN BLOSSOM 長島久美子